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Posted by おてもやん at

2009年07月01日

「春秋山伏記」藤沢周平

「春秋山伏記」藤沢周平  新潮文庫

藤沢周平さんの著書の中で、大好きな1冊。

櫛引通野平村、薬師神社の別当になった山伏、大鷲坊が、

小さい頃、ガキ大将の鷲蔵だったと思い出す 子持ちの後家おとし。

大鷲坊と村の人々。

山伏の物語というより、荘内の村の人々の話だ。

読んだ後は、清々しさと明るさを感じさせてくれる。

会話は、すべて方言。

山伏にも、東北弁にもなじみが無いけど、

それが、又いいのかも知れない。
  


Posted by めだか at 22:32Comments(0)

2009年06月28日

「中納言秀家夫人の生涯」中里恒子

「中納言秀家夫人の生涯」中里恒子  講談社文庫
 

豊臣秀吉の五大老の一人、宇喜田秀家とその夫人で前田利家の娘、豪姫の話。

関が原の後、秀家は、八丈島に流罪。そこで50年暮らす。

豪姫は、実家の加賀に戻り、夫と息子達に2度と会うことも無く死ぬ。

連れ帰った娘も20代で早世。

宇喜田秀家と息子達の子孫は、明治維新まで 島を出ることは無かった。

加賀と八丈島の季節や暮らしぶりが、淡々と描写されている。

 切なくなるほど。



       泣いた。  


Posted by めだか at 22:32Comments(0)

2009年06月14日

「今宵、魔法をかけて」メアリー・ジョー・パトニー

「今宵、魔法をかけて」メアリー・ジョー・パトニー

講談社のランダムハウスのロマンスは、全く面白くないのだが、

バトニーの名前に惹かれて購入。

面白かった。

1745年、スコットランドのジャコバイト辺りの設定。

魔法を使える魔道師族と戦争とロマンス。




ランダムハウスも、面白い作家をそろえてよ!  


Posted by めだか at 08:51Comments(0)

2009年06月04日

「罪深き愛につつまれて」マヤ・バンクス

「罪深き愛につつまれて」マヤ・バンクス

最近、創刊したマグノリアロマンス刊。

どこが、ロマンス?

結婚当日に逃げ出したヒロインが、3人の兄弟と知り合い、3人の兄弟と愛し合っていく・・・。

おじいちゃんたちも、お父さんたちも、そんな結婚形態だったって。

ロマンスのかけらも感じられず、3人の兄弟とのセックス描写なんて

エロ本もどきでは?と思った。



買って損したと思わせられた1冊。

ロマンス本愛好家としては、ロマンス本に入れたくない1冊。


     
     


Posted by めだか at 22:49Comments(0)

2009年05月12日

「復活の日」小松左京

「復活の日」小松左京

インフルエンザが流行ると、必ずこの本を思い出す。

細菌兵器として作られたものが、世界に流行し始める・・・。

全部のストーリーは、思いだ出せないのだが、

風邪が流行し始めた所の表現が怖かった。

電車の中で、誰かが咳をする。風邪の死亡率が高くなる。

死亡率が、30パーセント、50パーセントと上がっていき、

やがて、南極以外の全人類が滅亡する。





いつも、風邪のシーズンには思い出す。

しかし、何故か私の本棚に無い。


   誰か、借りとらん?  


Posted by めだか at 19:29Comments(0)

2009年05月04日

「あーと いってよ あー」



「あーと いってよ あー」

福音館の月刊、ちいさなかがくのとも4月号

   面白かった。

   読むと、子ども達が真似をする。

   上を向いて、あー。

   下を向いて、あー。

   胸を叩いて、あー。

   当たり前の事が、新鮮。
  


Posted by めだか at 19:14Comments(0)

2009年03月20日

あぶさん、引退!

今日の新聞に、

ソフトバンクフォークスのあぶさんの、引退の記事が載っていた。

テレビでも、小倉さんが言っていた。

実の所、まだ現役だったの???

あぶさんって、子どもが産まれた頃までしか知らない・・・。

奥さんのお父さんが、阪神ファンで 虎にちなんだ名前だった・・・。


こんなにあやふやなのは、私の本棚に無いからである。

私が、読まなくなっても、

あぶさんは、ずっと野球の世界で生きていたのだ!  


Posted by めだか at 09:13Comments(0)

2009年03月15日

「大江戸妖美伝」石川英輔

「大江戸妖美伝」石川英輔著  講談社文庫

大江戸神仙伝シリーズ第7巻。

作家の速見洋介が、現代と江戸時代の文政7年をタイムスリップする。

現代では、10歳以上年下の妻と暮らし、

江戸時代では、17歳の芸者と暮らしている。

行ったり来たりのこれまでだったが、今回は、意識だけ転時して、

両時代に洋介が、存在する・・・と言う話になっている。

  なんか今回は、えらく江戸時代は良かった。江戸時代を否定するな・・・と言うのが

  強調されている気がした。しかし、このシリーズ、26年になるそうな・・・。

  年取るはずだ・・・。  


Posted by めだか at 22:27Comments(0)

2009年02月15日

「アンの娘リラ」モンゴメリ

「アンの娘リラ」

アンのシリーズで、私が1番好きな本。

アンとギルバードの末っ子、リラが戦争(世界第一次大戦)間、成長を遂げて行く。

このシリーズで出てきた、フォード夫妻の息子、ケネスとの恋。

リラに引き取られる、ジムスの愛らしさ。



アンシリーズの中で、読み返すのは リラが多い。  


Posted by めだか at 11:15Comments(2)

2009年02月10日

古田武彦「失われた九州王朝」

「失われた九州王朝」古田武彦


邪馬台国から続く九州王朝。

倭の五王も、大和朝廷ではなく、九州王朝。


九州王朝の末裔が、磐井の反乱の筑紫君磐井である。

九州王朝の年号が、ある。



   歴史も色々な角度から見ると面白い。  


Posted by めだか at 19:01Comments(0)

2009年01月12日

「二十歳の原点」高野悦子

「二十歳の原点」高野悦子

今日の熊日の新生面に載っていた。

独りであること、未熟であること、それが二十歳の原点・・・。

私の本棚にもある。

学生時代に読んだ。

この本で、樺美智子さんも知った。



   それまで断続的だった日記を、書くようになったのは、この頃かも知れない・・・。  


Posted by めだか at 19:05Comments(4)

2008年12月29日

「加奈子」小山内美江子

「加奈子」小山内美江子  集英社文庫

昔、ポーラテレビ小説のドラマだった。

加奈子が、家の倒産によって越後大野の親戚に引き取られ、

未婚の母となり、東京で花火職人の親方と結婚していく物語。

テレビは、ほとんど覚えていないが、花火の親方は、川津裕介(字が怪しい)だった。


何年かに一度読み返すのだが、何故か毎回、泣いてしまう。

涙が、ボロボロ・・・。

こんなコバルトで泣きたくない!と 思って泣いてしまう1冊。  


Posted by めだか at 17:37Comments(0)

2008年12月25日

「放蕩者に魅せられて」 M・J・バトニー

ヒロインは、30歳の公爵令嬢。身を隠して、女執事をしている。

そこの領地の主となった放蕩者とのロマンス。こいつは、親子二代に渡ってのアルコール依存症。

あれやこれや・・・で、面白かった。



最近、ロマンス本が多く出る中、11月より創刊のラベンダーブックス。

はずれの多い中、注目すべき文庫かも?


  


Posted by めだか at 16:51

2008年11月30日

菊池風土記



「菊池風土記」

寛政六年(1794年)、菊池の住人、渋江公正が、編著したものを

現代版にしたもの。

けっこう面白いのだが、旧菊池市に住むようになって

日が浅いためか、地名が今ひとつ把握できん・・・。  


Posted by めだか at 17:12Comments(0)

2008年11月22日

剣客商売の思い出

「剣客商売」池波正太郎

あらすじは、書くまでも無いだろう。

テレビ化もされているし。

この本には、思い出がある。

金が無かった学生時代に、専ら立ち読みしていたのだ。

休みの日、時たま 街に出ると、

まず長崎書店から始めて、

まるぶんへ行く。

そして、寿屋横の本屋(名前が出て来ない)。

3軒回って、半日位立ち読みする。

もしくは、それ以上。

足が痛くなるまで。

場所を移動していくのだ。




しかし、今は立ち読みしようとしても、

きつくて しきらん。

  


Posted by めだか at 19:09Comments(2)

2008年11月16日

菊池むかしむかし



「菊池むかしむかし」  菊池高齢者大学編


近在の地名が出てくる昔話。

菊池のある所だったり、隈府に行く道すがらだったり・・・。

全部、菊池弁。

米原長者(よなばるちょうじゃ)伝説では、田植えを1日で終わらせるため、

沈もうとしたお日様を呼び返し、とうとう火災にあって没落してしまう。

長者屋敷跡には、焼けた米が出る。

それが、鞠智城

鞠智城は、名前こそ「きくち」と付いているが、大半は山鹿市に位置し、

菊池市にあるのは、鞠智城の端っこのごく一部である。

  


Posted by めだか at 09:06Comments(1)

2008年11月13日

郷土史譚100話「菊池」

郷土史譚100話「菊池」堤克彦著 熊本出版文化会館


菊池の本屋で見つけて読んだ。

表紙は、公園の菊池武光像。


読みながら、へえ~、なるほど、知らんかった、そぎゃんこつは知っとる・・・。


しかし、菊池に産まれ、菊池に住んでるから読もうと思うけど、

他の市町村の人が、読みたいかどうかは、分からん。  


Posted by めだか at 17:53Comments(2)

2008年11月03日

熊本の野草




「熊本の野草」熊本日日新聞社

冬春、夏秋編の上下巻。

山野草だけでなく、その辺の所謂「雑草」と呼ばれる草も 載っているのだ。

オオバコ、タンポポ、カタバミ等・・・。

ヤエムグラと言う名前を知ってから、草取りをする度に、

「八重葎 繁れる宿のさびしさに~」を思い出すのだが、

一首丸ごと思い出せない・・・。

そして、何故か上巻が行方不明・・・。  


Posted by めだか at 10:35Comments(0)

2008年11月02日

熊本の本コーナー

菊池に蔦屋書店が、できて1年半。

今日、初めて発見した。

「熊本の本」のコーナーを。

ずっと奥の奥の本当に端っこにあった。

今まで探そうともしなかったけど、あんな奥にあるとは!

需要も少ないから、あの場所なんでしょね。  


Posted by めだか at 16:30Comments(0)

2008年10月31日

徳富蘆花「思出の記」

徳富蘆花「思出の記」

私の本棚には、無い。

読んだ事が無くて、今から読みたいと思っている本である。

徳富蘆花は「不如帰」が有名。

蘆花の夫人、愛子は菊池市隈府の人

愛子の生家跡に、記念碑が建っている。



徳富蘆花の名前も知らない人がいるが、

「大観峰」の命名者、徳富蘇峰の弟とわかれば

少しは親近感が出るかも?  


Posted by めだか at 18:52Comments(0)