2009年07月06日
「室の梅」宇江佐真理
「室の梅 おろく医者覚え帖」宇江佐真理 講談社文庫
江戸、八丁堀の町医者の息子、正哲は、検屍ばかりしている。
その女房、お杏は産婆。
お杏は、料理が下手で、自分がした方がうまいと 料理は、正哲の役目。
金にもならないことをしているから、女房の家に転がり込んで、
女房の稼ぎを当てにしている。
そんな二人の周りで起こる事件。
二人の周囲の人々の人間模様・・・。
正哲は、いい男には書かれていないのだが(顔が)、
私の好きな作品のひとつ。
江戸、八丁堀の町医者の息子、正哲は、検屍ばかりしている。
その女房、お杏は産婆。
お杏は、料理が下手で、自分がした方がうまいと 料理は、正哲の役目。
金にもならないことをしているから、女房の家に転がり込んで、
女房の稼ぎを当てにしている。
そんな二人の周りで起こる事件。
二人の周囲の人々の人間模様・・・。
正哲は、いい男には書かれていないのだが(顔が)、
私の好きな作品のひとつ。
Posted by めだか at
22:51
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2009年07月01日
「春秋山伏記」藤沢周平
「春秋山伏記」藤沢周平 新潮文庫
藤沢周平さんの著書の中で、大好きな1冊。
櫛引通野平村、薬師神社の別当になった山伏、大鷲坊が、
小さい頃、ガキ大将の鷲蔵だったと思い出す 子持ちの後家おとし。
大鷲坊と村の人々。
山伏の物語というより、荘内の村の人々の話だ。
読んだ後は、清々しさと明るさを感じさせてくれる。
会話は、すべて方言。
山伏にも、東北弁にもなじみが無いけど、
それが、又いいのかも知れない。
藤沢周平さんの著書の中で、大好きな1冊。
櫛引通野平村、薬師神社の別当になった山伏、大鷲坊が、
小さい頃、ガキ大将の鷲蔵だったと思い出す 子持ちの後家おとし。
大鷲坊と村の人々。
山伏の物語というより、荘内の村の人々の話だ。
読んだ後は、清々しさと明るさを感じさせてくれる。
会話は、すべて方言。
山伏にも、東北弁にもなじみが無いけど、
それが、又いいのかも知れない。